柔道界９年ぶり復帰　吉田氏「金メダリストつくりたい」

実業団のパーク24柔道部監督に就任した吉田秀彦氏

　９２年バルセロナ五輪柔道男子７８キロ級金メダリストの吉田秀彦（４１）が、駐車場などを運営する「パーク２４」の柔道部監督に就任し、１２日に都内の同社本社で会見した。

　総合格闘技を昨年４月２５日に引退。この日、全日本柔道連盟の指導者登録も完了し、９年ぶりに正式に柔道界に復帰した。吉田は「まずは実業団（団体戦）でパーク２４を日本一に。将来的には五輪金メダリストをつくりたい」と決意表明。プロ引退後３年経過が必要な選手登録にも意欲的で「２年、練習すれば何とか。全日本選手権は出たい」と気合を込めた。