早期解決へ…放駒理事長「全力士調査」明言

緊急理事会を終えた放駒理事長は会見場で深々と頭を下げる

大相撲八百長疑惑

　臨時理事会で特別調査委員会の設置を即決した放駒理事長は、会見で報道陣から「他の力士についても調査するのか」と問われると、「全部調査します」と６７６人（今年初場所現在）の力士を含む全協会員を調査することを明言。

　さらに「十両以上の力士は重点的に調査する」との方針を示した。真相解明に不退転の覚悟で臨む意気込みだが、早くも弱腰ぶりを見せた特別調査委との温度差は気がかりだ。