枝野官房長官「八百長がまん延している法人であれば認定は難しい」

[ 2011年2月3日 11:35 ]

大相撲八百長疑惑

 枝野幸男官房長官は3日午前の記者会見で、大相撲の八百長メール問題に関し「八百長があったことを前提にとらえざるを得ない。八百長がまん延している法人であれば、公益認定を得るのは難しい」と述べ、日本相撲協会が目指している公益財団法人の認定は困難との認識を表明した。

 公益財団法人になれば税制面での優遇措置が維持される。

 菅直人首相は衆院予算委員会で「相撲は歴史もあり、非常に多くのファンがいる、まさに国技。八百長があったとすれば大変重大な、国民に対する背信行為だ」と述べた。自民党の斎藤健氏に対する答弁。

 枝野氏は会見で「徹底的に事実関係を明らかにして、うみを全て出し、厳しい処置を取ってほしい」と強調した。

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2011年2月3日のニュース