入江2冠!古賀に競り勝ち“うれしい”金

[ 2010年11月17日 06:00 ]

男子100メートル背泳ぎで優勝した入江(左)と2位の古賀は笑顔でメダルを掲げる

 【広州アジア大会】競泳男子100メートル背泳ぎで入江が前日の200メートルに続く2冠とし「勝負を意識して勝ててよかった。なかなか勝てなかった国際大会で勝てたことが来年につながる」と喜んだ。

 前半50メートルを3位で折り返し、得意の後半で逆転。右足首の負傷などで満足な練習ができなかった今季、負け続けたライバルの古賀に最後は競り勝った。しかし、53秒61の優勝タイムはラクール(フランス)の出した今季世界最高52秒11から1秒5も遅い。「タイムは低レベル」と課題を残した。

 ≪古賀は失速2位≫昨年の世界選手権覇者の古賀はターン後の浮き上がりまでは体半分のリードを保っていたが、終盤失速して2位に終わった。「負けちゃいました。バサロの後から行こうという気持ちが強すぎた。力んでしまった」と唇をかんだ。タイムは自己ベストの52秒26の更新を目標にしていたが、遠く及ばない53秒88。「欲張り負けです」と声を落とした。

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2010年11月17日のニュース