北島 右肩の関節周囲炎などで200平棄権

[ 2010年11月17日 19:51 ]

 競泳日本代表の上野広治チームリーダーは17日、男子平泳ぎで五輪2大会連続2冠の北島康介(日本コカ・コーラ)が広州アジア大会で18日に行われる200メートル平泳ぎに出場しないと発表した。右肩、右ひじ、左ひざを痛めており、医師と相談して大事を取ってチームが棄権させた。本人の希望で18日の400メートルメドレーリレー予選だけには出る。

 北島は15日の100メートル平泳ぎ予選後に「体に痛いところも出ている。(部位は)秘密」と話した。上野チームリーダーは「練習はしているが(症状が)良くなったり悪くなったりの状態。今は来年4月の日本選手権で万全の状態にすることに意識を置いてもらう」と説明した。最も症状が重いのは「関節周囲炎」と診断された右肩という。
 平井伯昌ヘッドコーチは「(8月の)パンパシフィック選手権後、ひざや肩に痛みがあるまま練習を再開してしまった」と話した。
(共同)

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2010年11月17日のニュース