白鵬1敗堅持!全勝は把瑠都ら3人

[ 2010年11月17日 18:44 ]

白鵬が寄り切りで安美錦を下す

 大相撲九州場所4日目(17日・福岡国際センター)5場所連続17度目の優勝を狙う横綱白鵬は平幕安美錦を一方的に寄り切り、3勝1敗とした。大関把瑠都は琴奨菊を寄り切り、初日から4連勝。大関魁皇は稀勢の里を送り出して3勝目を挙げたが、大関琴欧洲は豊真将のすくい投げに屈し、稀勢の里とともに2勝2敗となった。大関日馬富士は右足首のけがにより休場した。全勝は把瑠都のほか、平幕の隠岐の海、翔天狼の3人。関脇鶴竜は初黒星で、関脇栃煌山とともに3勝1敗となった。

 白鵬は万全の取り口で2連勝。右四つですぐに上手を引くと、安美錦に何もさせず一方的に寄り切った。再び連勝街道を歩き出し、「自分の相撲を取り切った」と冷静な口調で話した。
 取組前には土俵下から稀勢の里が魁皇に敗れる一番を見た。自らの連勝記録を止めたホープが38歳の大ベテランに屈し、「相撲は奥が深いですから。いくら横綱に勝っても、相手は15日間それぞれ違う人だし」と言葉を選びながら分析した。

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2010年11月17日のニュース