大相撲の暴力団観戦で…ジム会長を事情聴取

[ 2010年7月26日 19:10 ]

 大相撲夏場所で暴力団組長が維持員席で観戦していた問題で、日本ボクシングコミッション(JBC)は26日、入場整理券手配に関与したヤマグチ土浦ジムの岩本悟会長から事情を聴いた。今後は同会長に詳細な報告書を提出させる。

 岩本会長は大相撲の元呼び出しから入場整理券を入手し、知人の土木建設関係者に渡したが、その券が組長に渡ったとされる。JBCの安河内剛事務局長は「反社会勢力に渡ることを認識していれば処分対象になるが、岩本会長は『一切、認識してなかった』と話した」と説明した。
 この問題をめぐっては、ヤマグチ土浦ジムの創設者で最高顧問を務める山口弘典氏(日本プロスポーツ協会副会長)が、日本相撲協会の賭博問題などを調べる特別調査委員会の委員を解任された。

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2010年7月26日のニュース