18歳の奈良 大逆転で4大大会初本戦

[ 2010年5月23日 06:00 ]

女子シングルス3回戦でショットを放つ奈良くるみ

 テニスの全仏オープン予選最終日は21日、パリのローランギャロスで行われ、女子シングルス3回戦で奈良くるみ(18=大産大)が第19シードのモニカ・ニクレスク(ルーマニア)に4―6、7―6、10―8で競り勝ち、4大大会初の本戦出場を決めた。

 昨年の全日本選手権覇者で世界ランキング150位の奈良は第2セットで相手のマッチポイントを切り抜け、女子シングルスでは予選、本戦を合わせて過去最長の4時間42分の熱戦を制し、「目の前の相手に勝つことだけを考えた。凄く疲れたけど、本戦出場は自分の夢だった。凄くうれしい」と話した。本戦出場の日本女子選手は4人となった。
 

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2010年5月23日のニュース