浜松が大阪下しbjリーグ初優勝

[ 2010年5月23日 18:43 ]

初優勝を笑顔で喜ぶ浜松・東三河の選手たち

 bjリーグの今シーズンチャンピオンを決めるファイナル4は23日、東京・有明コロシアムでリーグ決勝を行い、リーグ参入2年目の浜松が84―56で大阪に大勝、初優勝を飾った。

 浜松は14―16で迎えた第2クオーターにゴール下でラーカイが点を重ねるなど、36―27と逆転。第4クオーターは集中力が切れた大阪を突き放した。大阪は得点源のワシントンがマークされて苦しんだ。

 ▼中村和雄・浜松・東三河監督の話 外国人選手をコントロールするのは大変だった。個人プレーに走るので。大口、岡田ら日本人選手の力で勝てた。本当にうれしい。これをスタートに頑張る。

 <大阪、シュートが散々>大阪は武器の攻撃が不発に終わった。シュートの成功率は35・2%に沈み、フリースローも成功率53・8%と散々。簡単なシュートを外す場面が多く、天日監督は「打ってはいるが、入らない」と頭を抱えた。
 第4クオーターで点差が開きだすと、集中力も切れた。指揮官は「若い選手にはいい経験になったのでは」とぶぜん。初年度から3連覇したチームもここ2シーズンは頂点から遠ざかっている。

 ▼天日謙作・大阪監督の話 非常に残念。浜松・東三河の攻撃はある程度抑えられたが、オフェンスがどうしようもなかった。シュートは打っていたが、入らなかった。

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2010年5月23日のニュース