栃煌山 三役を維持できず

[ 2010年5月23日 20:00 ]

 【大相撲夏場所千秋楽】6場所ぶり2度目の小結として臨んだ期待の日本人力士、栃煌山が負け越して来場所は平幕へ戻ることになった。

 立ち合いから動きが硬かった。時天空ののど輪に起き、攻めに転じようとした瞬間にはたき込まれた。持ち味の前に出る相撲は発揮できず「7勝7敗で勝てないのが良くない。精神的に強くならないと」。支度部屋では、しばらくタオルで顔をふさいだ。

 横綱、大関陣に全敗だったことが響いた。はね返された23歳。「(上位に)勝てるようにならないと上にはいけない」と唇をかんだ。

続きを表示

2010年5月23日のニュース