愛ちゃん 崩れず逆転勝ちし笑顔

[ 2010年5月23日 18:36 ]

 【世界卓球】日本女子は第1試合の平野が相手エースのカット選手にストレート勝ち。いい流れで福原の第2試合を迎えた。

 第1ゲームを11―9で競り勝ち、第2ゲームも10―3とリード。圧勝かと思われたところで、小さな落とし穴が待っていた。「ほっとしちゃった」と福原。ここから9連続得点を許し、次のゲームも連取された。強打が空回りし、得意のバックでもミスが目立った。
 個人戦ならシングルス2回戦で散った昨年の世界選手権横浜大会のように崩れたかもしれない。福原はベンチにいる村上監督や平野の声に耳を傾けた。最終の第5ゲームも8―7からタイムで間を取り、指示通りのサーブで点につなげた。
 福原は「初戦で緊張しすぎたけど、あの展開から勝てていい経験ができた」と笑顔で振り返った。目標は27年ぶりの決勝進出。まずは順調にスタートを切った。(共同)

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2010年5月23日のニュース