清水氏引退セレモニーで“夢のタイム”も

[ 2010年3月7日 06:00 ]

引退セレモニーで、日の丸を手に笑顔を見せるスピードスケートの清水宏保さん

 5日に現役引退会見を行ったスピードスケート男子の五輪金メダリスト、清水宏保氏(36)の引退セレモニーが6日、北海道帯広市の明治北海道十勝オーバルで行われ、約2500人の故郷の関係者やファンと別れを惜しんだ。

 清水氏は表彰台の中央に立って「集まっていただいた人の多さにびっくりしている。たくさんの人に支えられてきたんだと実感した」とあいさつ。続けて「ラストラン」として500メートルを滑走した。実際は37秒台だったが、電光掲示には夢だったという「33秒99」の数字が光る演出も。ゴール後は日の丸を持ってゆっくりリンクを回り、笑顔で手を振った。

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2010年3月7日のニュース