吉井が女子500メートルで8位

[ 2010年3月7日 23:22 ]

 スピードスケート短距離のワールドカップ(W杯)エアフルト大会最終日は7日、ドイツのエアフルトで行われ、女子500メートルの日本勢は吉井小百合(日本電産サンキョー)が39秒09で8位となったのが最高だった。

 ジェニー・ウォルフ(ドイツ)が38秒10で今季8勝目を挙げ、岡崎朋美(富士急)は39秒19で11位、新谷志保美(竹村製作所)は39秒29で13位。

 ≪吉井、勢いに乗れず≫「攻めるレースがしたい」と女子500メートルに挑んだ吉井だったが、勢いに乗り切れないレースで8位に終わった。
 7位だった前日とコースが逆になり、スピードに乗って入る第2カーブを外側で回れるインスタート。内径が小さめのエアフルトのリンクでは有利なはずだったが、タイムも前日を下回った。

 ≪岡崎 持ち味が影潜める≫今大会から新しいスケートの刃を使っている岡崎は持ち味のスタートダッシュが影を潜めたまま。100メートルの通過タイムは10秒64と平凡で、後半の伸びにつながらず、500メートルで11位に終わった。
 「まだ前のブレード(刃)の感覚が残っている。探り探りやっている」という最初の直線で本来の爆発力が戻るには、もう少し時間がかかりそうだ。(共同)

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2010年3月7日のニュース