濃霧のおかげ?上村、それでもバンザイ!

[ 2010年3月7日 16:28 ]

 バンクーバー冬季五輪で4位に終わり、念願のメダルに届かなかったフリースタイルスキー女子モーグルの上村愛子(30)=北野建設=が、福島県猪苗代町のリステルパークで行われたワールドカップ(W杯)第8戦で優勝した。上村はW杯では昨年2月以来の優勝で、区切りの通算10勝目。

 前日に続き濃霧がコースに立ち込め、競技進行が大幅に遅れた。霧が薄くなった直後に行われた女子予選で上村は23・00点でトップ。男子予選が中断中に、進行遅れのため決勝を実施せず予選の結果で優勝が決まると、ゴールエリアの上村は両手を上げて観客の声援に応えた。
 同スキー場では昨年、世界選手権が行われ、上村はモーグルとデュアルモーグルで2冠を達成している。

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2010年3月7日のニュース