女子は15歳高木が2位、男子は小原がV

[ 2009年11月30日 06:00 ]

 スピードスケートの真駒内選抜最終日は29日、札幌市・真駒内セキスイハイムスタジアムで男女計3種目を行い、女子1000メートルでは15歳の高木美帆(北海道・幕別札内中3年)が1分22秒10で前日の500メートルに続いて2位に食い込んだ。男子1000メートルは小原唯志(日本電産サンキョー)が1分12秒94のリンク新で優勝し、前日リンク新で制した500メートルと合わせ短距離2冠。清水宏保(コジマ)は1分15秒92で10位だった。

 15歳の高木の滑りにリンクサイドが沸いた。最終組の社会人2年目、仁科(日本電産サンキョー)にかわされたが、積極レースで堂々の2位。「最後まで足が動いたしまあまあ」と話す高木に、観戦に訪れた橋本聖子・日本スケート連盟会長も「小平(奈緒=相沢病院)以来のスーパー中学生。滑りもうまい」と高く評価した。夏はサッカーでFWとして活躍、スケートでは昨季の世界ジュニア総合4位。抜群の身体能力で500メートルから3000メートルまで対応する。「目標は12月の五輪代表選考会」とバンクーバー五輪へも意欲十分だ。

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2009年11月30日のニュース