アパッチ前運営会社を提訴…有明コロシアム

[ 2009年11月30日 21:21 ]

昨季開幕戦で7000人超の観衆が集まった有明コロシアム

 プロバスケットボール男子bjリーグの「東京アパッチ」を昨シーズンまで運営していた東京バスケットボール・プロモーション(東京)に対し、「有明コロシアム」の管理会社が、主催試合の会場使用料の未払い分計約2700万円の支払いを求め東京地裁に提訴したことが30日、分かった。

 関係者によると、前運営会社は訴訟前の時点で支払い義務を認めていたが、同日開かれた第1回口頭弁論では支払い能力がないなどとして請求棄却を求めた。
 前運営会社は今シーズン開幕前の9月、bjリーグから参入資格を取り消されており、「アパッチ」の運営は別会社に移っている。
 訴状によると、前運営会社は昨年10月下旬から今年5月にかけ、計28回にわたって有明コロシアムをホームとして試合を開催したが、使用料を支払っていない、としている。
 4年前のリーグ創設時から参加する東京アパッチは、有明コロシアムを本拠地として活動。昨季はレギュラーシーズン16試合とプレーオフ2試合を同会場で開催した。5月のリーグファイナル(2日間)はbjリーグの主催。今秋開幕したシーズンでは有明コロシアムを使用していない。
 

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2009年11月30日のニュース