遼くんビックリ大ギャラリー！選手に怒鳴られる場面も

大ギャラリーに見守られ、７番ラフから第２打を放つ石川遼

　【日本オープン第１日】スタートホールからフェアウエーの両サイドは人で埋め尽くされた。平日にもかかわらず「１番のティーグラウンドでビックリした。本当に初日なのかと思った」と石川が驚く大ギャラリー。大会側の想定した６０００人を上回り、記録が残る００年以降で初日の大会最多となる７８４３人を記録した。

　とはいえ、石川はギャラリーの多さには慣れたもの。今週は砲台グリーンのホールが多いことから「グリーンに近づくだけだと見えにくいかもしれない。もう少しいいポジションがあると思うので、それを見つけてもらって、あしたからも盛り上げていただきたい」と観戦のコツを指南する余裕も見せた。
　先月のパナソニック・オープンのようなギャラリーのマナーの悪さは目立たなかったが、１１番ではティーショットを打ち終えた石川につられてギャラリーも大移動。隣接する２番のティーグラウンドにいた立山が、同伴競技者を気遣って「止まれ！」と声を荒らげる場面もあった。