W杯史上最年長Vの岡部が帰国「初優勝みたい」

[ 2009年3月15日 10:38 ]

木製のW杯ジャンプ優勝トロフィーを前に笑顔を見せる岡部孝信選手

 10日にクオピオ(フィンランド)で行われたノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプで38歳4カ月の史上最年長優勝を果たした岡部孝信(雪印)が15日、成田空港着の航空機で帰国した。

 優勝記念の木製トロフィーを手にした岡部は、11季ぶり5度目のW杯制覇に「ひと昔前のことで、前回優勝したときの気持ちは忘れた。初優勝みたい。うれしい」とあらためて喜びを語った。
 2月には世界選手権(チェコ)の団体でも銅メダルを獲得し、来年のバンクーバー冬季五輪へ手応えをつかんだ様子。1998年長野五輪団体金メダルのベテランは「若い選手も頼もしくなっている。互いに切磋琢磨すれば、いい結果が出る」と意気込んだ。

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2009年3月15日のニュース