マスターズへ不安?ウッズ右足首負傷で35位

[ 2009年3月15日 06:00 ]

18番グリーンで腕を組むウッズ

 左ひざの手術から復帰したタイガー・ウッズ(33=米国)が右足首を痛め、4月9日開幕のマスターズに向けて不安を残した。4バーディー、2ボギーの70で回り、通算3アンダーの35位に低迷。通算13アンダーとしたフィル・ミケルソン(38=米国)が単独首位に立った。19歳のロリー・マキロイ(英国)は3位に浮上。片山晋呉(36=神奈川クリニック)は通算4アンダーの26位。今田竜二(32=フリー)は35位、矢野東(31=フリー)は77位だった。

 ウッズはラウンド中に右足を引きずり始めた。「右足首がちょっと痛い。しばらく歩いていなかったから。あしたはカートが必要だね」とジョークで軽症を強調したが、手術した左ひざをかばっているうちに右足に負担がかかっていた可能性もある。マスターズまで残り1カ月を切った段階での負傷は気がかりだ。

 試合勘が戻っていないうえ、右足首痛からかこの日は本調子にはほど遠かった。10番パー5では第1打をフェアウェーの中央に運びながら、第2打をバンカーに入れてボギー。ショットの距離感が合わずに苦戦した。35位で首位のミケルソンとは10打差と開いた復帰第2戦。ウッズは過去237試合で26位以下に終わったのはわずか40試合しかないが「上に追いつくには難しい位置」とさえない表情で話した。

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2009年3月15日のニュース