女子千で吉井が5位 穂積は6位/世界距離別選手権

[ 2009年3月15日 09:20 ]

<女子1000メートル>1分16秒82で5位の吉井小百合

 スピードスケートの世界距離別選手権第3日は14日、来年のバンクーバー冬季五輪会場となるバンクーバー近郊の五輪オーバルで行われ、女子千メートルで吉井小百合(日本電産サンキョー)が1分16秒82で5位となった。

 岡崎朋美(富士急)は1分17秒91の14位、新谷志保美(竹村製作所)は1分18秒19で19位だった。優勝は1分16秒28をマークしたクリスティン・ネスビット(カナダ)。
 女子五千メートルの穂積雅子(ダイチ)は7分4秒53で6位。マルティナ・サブリコバ(チェコ)が6分57秒84で3連覇を果たし、大津広美(富士急)は12位、石沢志穂(岸本医科学研究所)は14位だった。
 男子一万メートルの平子裕基(開西病院)は13分40秒38で9位。12分55秒32で滑ったスベン・クラマー(オランダ)が3連覇を達成した。

 ▼吉井小百合の話 途中のラップを抑えすぎた。そういう中でこのタイムは驚いた。5位の順位は今の状態では納得。五百メートルでは表彰台を目指したい。

 ▼岡崎朋美の話 千メートルではことし2番目のタイム。スタートと最後の1周をもう少し速くしたいが、五百メートルに向けたウオーミングアップとしては良いレースができた。

 ▼新谷志保美の話 最後の1周が遅い。今季は途中良い状態だったが、最後が良くない。来年に向けて、いい悔しさを味わっている。

 ▼平子裕基の話 きつかったが粘れたので良かった。今の自分では順位は良い方。我慢比べのリンクだと思う。最後まで体が動くこと、粘れる体力が大事になってくる。

 ▼穂積雅子の話 途中で一度、ラップが落ちた。そこで粘れれば良かった。同走の選手に負けたし、表彰台を狙っていたので悔しい。

 ▼大津広美の話 内容は悪くない。調子よく滑れている。こういうレースを積み重ねていって自信を持てるようにしたい。(共同)

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2009年3月15日のニュース