穂積、レース後の“衝突”に神妙

[ 2009年3月15日 15:27 ]

女子5000メートルを滑り終え、スタート前のマルティナ・サブリコバ(左)に衝突する穂積雅子

 【世界距離別選手権】穂積は第1日の三千メートルに続き、五千メートルでも6位。だが、2月の世界選手権では2位になった種目でもあり「表彰台を狙っていたので悔しい」と満足する様子はなかった。

 ゴール後には冷や汗をかいた。ひざに手をついて惰性で滑っていたところ、次の組でスタートの準備をしていた強豪サブリコバに後ろから衝突し転倒。巻き込まれたサブリコバも氷上に倒れ込んだ。
 顔をしかめ腰を押さえて立ち上がったサブリコバは、少しスタートを遅らせたレースで優勝したものの「脚は大丈夫だが、腰は本当に痛い。医師に診てもらわないと」と訴えた。滑り終えた第一人者に駆け寄って謝った穂積は「わたしは肩と頭を打ったが大丈夫。前を確認するべきだった。悪いことをした」と神妙な表情だった。(共同)

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2009年3月15日のニュース