NEC5位浮上!細谷監督も満足

[ 2008年10月27日 06:00 ]

 ラグビートップリーグ第6節最終日は26日、柏の葉などで行われ、NECがヤマハ発動機に34―20で勝って勝ち点を18とし、5位に浮上した。昨季覇者のサントリーは横河武蔵野を47―29で下し、勝ち点22で4位をキープ。九州電力が26―24でトヨタ自動車を破る番狂わせを起こし、今季初勝利を挙げた。リーグ戦は日本代表の活動のため一時中断し、11月29日に再開される。

 NECは後半36分、スクラムからWTB窪田がチーム4個目のトライを挙げてボーナスポイントを獲得。ヤマハ発動機に快勝して5位に浮上した。リーグ初出場の韓国代表SHアン・スンヒョのテンポ良いプレー、FB松尾の成功率100%のプレースキックも光った。「自分たちの目指す形でプレーできた」。No・8箕内が充実感をにじませれば、細谷監督も「(プレーオフ進出の)4強争いの上でも大きい」とうなずいた。

 <ヤマハ発動機 連勝3で止まる>後半9分に20―20としたが、その後突き放されて連勝は3で止まった。「追いついてからキックで攻めるか、ボールをつなぐか徹底できなかった」。堀川監督は悔しさをにじませた。左アキレス腱痛で戦列を離れていたCTB大西は後半31分から4戦ぶり復帰も、故障を再発。「インパクトを与えるプレーができなかった。まず完治を優先させたい」と無念の表情だった。

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2008年10月27日のニュース