元露鵬、白露山が「解雇は無効」と提訴

[ 2008年10月27日 18:13 ]

 尿検査で大麻に陽性反応を示し、日本相撲協会から解雇されたロシア出身の兄弟、元幕内露鵬と元十両白露山は27日、「解雇は無効」として東京地裁に提訴した。

 日本相撲協会を提訴した元幕内露鵬、元十両白露山の代理人、塩谷安男弁護士は27日、十両以上の関取で構成される力士会が、9月2日に行われた簡易尿検査について実施方法の疑問点や今後の改善を要望する文書を各理事に提出していたことを明らかにした。
 同弁護士が公表した要望書は、今月五日に開かれた力士会で作成された。検査当日の力士会を欠席した関取に検査を実施していないことや、1度は陽性反応を示しながら再検査で陰性となって不問に付された関取もいることなどを指摘。「検査があいまいであり、以後検査を実施する際には統一した方法で行ってもらえるよう要望します」としている。

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2008年10月27日のニュース