男子リレー日本は無念の失格、4位 

[ 2008年10月27日 11:16 ]

 2010年バンクーバー冬季五輪のテスト大会を兼ねたスピードスケート・ショートトラックのワールドカップ(W杯)は26日、カナダのバンクーバーで行われ、男子五千メートルリレー決勝に進んだ日本は他チームを妨害したため失格となり、4位だった。

 今大会2試合目となった男子千メートルで角張文彦(サンコー)は5―8位決定戦で6位となり、坂爪亮介(日体大)は準々決勝で敗れた。同五百メートルの寺尾悟(トヨタ自動車)と藤本貴大(セルモ)は準々決勝で敗退。女子千メートルの小沢美夏(サンコー)は準々決勝で失格した。

 ≪失格で3位ならず≫男子五千メートルリレーの日本は思い通りの3番手でレースを終えたが、失格と判断された。序盤で転倒した寺尾は「そのときに内側に入ったのかな」と、自分の転倒を原因に挙げた。中国と韓国が準決勝にも進めず、米国とカナダに続く表彰台の好機だった。伸び盛りの藤本は「マイナスに考えず次のチャンスを待つ」と巻き返しを期し、寺尾は「次はここで(メダルを)取りたい」と来季の五輪本番に狙いを定めた。(共同)

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2008年10月27日のニュース