母校で対談 朝原氏バトン紛失に太田が口撃

[ 2008年10月27日 06:00 ]

母校の同志社大で対談する朝原氏(右)と太田

 北京五輪フェンシング男子フルーレ個人銀メダルの太田雄貴(22=森永製菓)と陸上男子四百メートルリレー銅メダルの朝原宣治氏(36)が26日、母校の同大で対談した。学生や市民約600人を前に、内容では太田が朝原氏を圧倒した。

 リレーのゴール後にバトンを投げ上げた朝原氏について、太田は「ボクは道具を大事にしてるんで絶対に投げないんですけどね」と先制“口撃”。競技中の体幹部分の使い方についての質問に、朝原氏が「限られた時間で説明しにくい」と尻込みすると、「短く説明しましょう」とメトロノームを例に体幹を使う重要性を説明した。指導者に転身する朝原氏に「押しつける指導方針はどうかな。選手に頭を使わせるコーチになってほしい」とエールを送るなど、最後までノリノリだった。

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2008年10月27日のニュース