22歳・豪栄道が新小結に 安馬は初の大関とり

[ 2008年10月27日 10:41 ]

番付を手にする新小結の豪栄道

 日本相撲協会は27日、1年納めの大相撲九州場所(11月9日初日・福岡国際センター)の新番付を発表し、先場所10勝で敢闘賞の22歳、豪栄道が新小結に、先場所が新小結でエストニア出身の把瑠都が新関脇になった。

 6場所連続の関脇で、ここ2場所続けて2けた勝利をマークした安馬は初の大関とりに挑む。
 新入幕は阿覧と武州山。ロシア出身の阿覧は初土俵から所要11場所での昇進で、年6場所制で幕下付け出しを除くと琴欧洲と並ぶ最速。32歳5カ月の武州山は戦後4番目の年長新入幕となった。
 両横綱は、3連覇を目指す白鵬が2場所連続で東。2場所続けて途中休場の朝青龍は左ひじの回復が思わしくなく、出場は難しそうだ。大関陣では、幕内連続在位が単独史上2位の91場所となる36歳の魁皇が、貴ノ花に並ぶ史上2位の大関在位50場所。1位の千代大海は同59場所となった。
 再小結の安美錦は5場所ぶりの三役。平幕上位には豊ノ島、豊響、琴奨菊、稀勢の里と若手の日本人力士がそろった。再入幕は光龍、土佐ノ海、春日錦。新十両は28歳の四ツ車、モンゴル出身の翔天狼、日大出身で元学生横綱の森改め大翔湖。

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2008年10月27日のニュース