柳本ジャパンは逆転負けで4連敗

[ 2008年6月30日 06:00 ]

 バレーボール女子ワールドグランプリ香港大会最終日は29日に1次リーグ2試合を行い、日本は北京五輪1次リーグA組で当たるキューバに1―3で逆転負けし、4連敗で2勝4敗となった。日本は序盤劣勢だった第1セットを粘り強い守備から荒木(東レ)や狩野美(久光製薬)が切り返して奪取。第2、3セットは相手の鋭いサーブに崩され、第4セットは栗原(パイオニア)を投入したものの実らなかった。

【Go!アスリート 柳本ジャパン】

 日本は第2セット終盤に狂い出した歯車を元に戻せなかった。サーブで崩されて速攻に移れず「攻撃を散らせなかった」と柳本監督。攻めを見透かされ、ブロックで計21得点を奪われた。スパイク決定率が33・33%に沈んだ木村は「相手のワンタッチを狙ったり、次の展開はあった」と工夫の無さを反省。キューバの攻撃に完全に振り回された荒木は「気持ちよく打たれ過ぎ」と技量不足を嘆いた。

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2008年6月30日のニュース