犬山市の時津風部屋宿舎で時太山法要

[ 2008年6月30日 06:00 ]

時津風部屋の新弟子暴行死事件から1年を迎え、けいこ場の土俵上で斉藤俊さんの冥福を祈る時津風親方(左から2人目)ら

 昨年6月26日の稽古後に急死した大相撲時津風部屋の序ノ口力士・時太山(当時17、本名斉藤俊=たかし=さん)の一周忌法要が29日、斉藤さんが亡くなった愛知・犬山市の部屋宿舎で行われた。

 法要には時津風親方(元幕内・時津海)や豊ノ島、時天空、霜鳳の関取衆3人ら計9人が出席。土俵上に祭壇が設けられ、読経の中、献花を行った。親方は「二度とこういうことがあってはいけない。それを肝に銘じた。これからも一生懸命、指導していきたい」と神妙な表情で話した。

 親方は18日に新潟市内の遺族宅を訪れ、仏前で手を合わせた。名古屋場所は来月13日に初日を迎えるが「特に名古屋は稽古に精進し、斉藤君のためにもいい結果を出せるよう頑張りたい」と決意を新たにしていた。

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2008年6月30日のニュース