康生コーチ初タイトル!東海大4年ぶりV

[ 2008年6月30日 06:00 ]

 柔道の大学団体戦(7人制、体重無差別)日本一を決める全日本学生優勝大会は29日、東京・日本武道館で男子を行い、引退した井上康生氏がコーチを務める東海大が決勝で明大を3―1で下し、4年ぶり14度目の優勝を果たした。

 劇的な優勝だった。東海大の大将・石井は2度の指導を受け、明大・松岡にリードを許した。ここまで東海大は2―1とリードしていたが、明大は一本勝ちが1つあり、2―2なら明大の内容勝ち。しかし、残り1分32秒、相手の払い腰に小外掛けを合わせた石井が逆転の一本勝ちをした。

 現役引退後、チームを陰で支えた井上コーチは指導者初タイトルに「4年間、同じ場所で同じメシを食った仲間で優勝できたことが素晴らしい」と感無量の表情で、武道館の試合場で学生とともに校歌を歌っていた。

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2008年6月30日のニュース