上田桃子イライラ「残念、非常に残念」

[ 2008年6月30日 09:00 ]

 ゴルフの全米女子オープン選手権は29日、米ミネソタ州エディナのインターラーケンCC(パー73)で最終ラウンドを行い、上田桃子が初出場で日本勢最高の13位と健闘した。それでもラウンド後の上田はいら立たしげな表情で「こういう大会で優勝争いをするかどうかが大事。残念です、非常に残念です」と語気を強めた。

 序盤にパットで苦しみ、リズムを崩した。1番で3メートルのパーパットを外すと、2番で1・5メートルがカップをなめ、3番は3パット。「アウトがオーバーパーでチャンスをなくした」と反省した。
 今大会のドライバーショットの平均飛距離は約281ヤードで3位とティーショットは通用する力を示した。今回でメジャーの4大会にすべて出場を果たした上田は「ショットの距離感とパットが大事ということがメジャーの共通点」と分析する。
 2オンさせた最終18番(パー5)では大きな拍手を浴びた。「今度は優勝を争っている中で拍手をもらいたい」。常に強気な22歳はメジャーでまた決意を新たにした。(共同)

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2008年6月30日のニュース