ゲイ追い風参考で9秒68/全米選手権

[ 2008年6月30日 09:26 ]

男子100メートル決勝で追い風4・1メートルの参考記録ながら9秒68の計測史上「最速タイム」で3連覇を達成したタイソン・ゲイ(右)

 陸上の全米選手権第3日は北京五輪代表選考会を兼ねて29日、オレゴン州ユージンで行われ、男子百メートルは世界王者のタイソン・ゲイが追い風(4・1メートル)参考記録ながら9秒68で3連覇を果たした。世界記録はウサイン・ボルト(ジャマイカ)の9秒72。

 男子四百メートル障害は前世界王者のバーショーン・ジャクソンが48秒17で制し、現王者のケロン・クレメントが2位、2000年シドニー五輪金メダルのアンジェロ・テーラーが3位となった。同棒高跳びはデレク・マイルズが5メートル80で初優勝し、2位のジェフ・ハートウィグ、3位のブラッド・ウォーカーまでが五輪代表に決まった。

 ▼タイソン・ゲイの話 最後までリラックスして走ることができた。風がどうであれ、自分の体がそれだけの速い動きをできたことに意味がある。(公認記録での9秒6台も)いずれは到達できると感じている。(共同)

続きを表示

2008年6月30日のニュース