桃子13位で来年の出場権獲得/全米女子OP

[ 2008年6月30日 06:03 ]

3番グリーンでパットをする上田桃子

 ゴルフの全米女子オープン選手権は29日、米ミネソタ州エディナのインターラーケンCC(パー73)で最終ラウンドを行い、19歳の朴仁妃(韓国)が71で回り、通算9アンダーの283で大会史上初めて10代での優勝を達成し、米ツアー初勝利をメジャー大会で飾った。優勝賞金は58万5000ドル(約6200万円)。

 上田桃子は3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの76とスコアを落としたが、通算イーブンパーの292で13位。20位以内を確保し、来年の出場権を獲得した。宮里藍は77と崩れ、通算4オーバーの27位、横峯さくらは通算8オーバーの51位だった。
 4打差の2位がヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)。今季限りでの引退を表明しているアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は通算3オーバーの24位、世界ランキング1位のロレーナ・オチョア(メキシコ)は通算5オーバーの31位だった。

 ▼上田桃子の話 優勝争いができずに残念です。ティーショットは良かったけど、パー5で思うようにバーディーを取れず、3パットも何回かあった。来年はリベンジしたい。

 ▼宮里藍の話 もう少し我慢したかった。ショットは4日間で一番良かったけど、ピン位置が難しくて、パットの読みが合わなかった。悔しい思いの方が大きい。

 ▼横峯さくらの話 疲れた。風の対策をつかめないままに終わってしまった。パットのフィーリングが良かったけど、ダブルボギーを二つ打ったし、50点の出来。

 ▼朴仁妃の話 信じられない。後半はリーダーボードを見ながらプレーした。(1998年大会で)朴セリ選手が優勝するのを見て、ゴルフを始めた。その10年後にわたしが勝つなんて、本当に特別な思いです。

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2008年6月30日のニュース