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運命のJ1最終節 ペナルティ・ワッキーが市船後輩の鹿島・鬼木監督にエール

[ 2025年12月6日 05:00 ]

鬼木監督(左)にエールを送ったワッキー(本人提供)
Photo By 提供写真

 明治安田J1リーグは、6日の最終節で鹿島と柏の優勝争いが決着する。首位の鹿島は横浜Mをホームに迎え、勝てば無条件で9年ぶりのリーグ制覇が決まる。Jリーグ通で知られるお笑いコンビ「ペナルティ」のワッキー(53)は市船橋高の2学年後輩の鬼木達(とおる)監督(51)にエールを送った。2位の柏は町田と激突、全試合フル出場が続くDF古賀太陽(27)が逆転Vに照準を定めた。

 鬼木達は市船の誇り。新入生の達の前でギャグをしたら、めちゃくちゃ笑ってくれた。朗らかでいつも笑顔。僕にとってはいいお客さんだった(笑い)。だから名前の通り“鬼”のような勝負師の一面は全くない。今も可愛い後輩のまま。皆さんとは全然違うイメージなんですよね。

 川崎F=鬼木達だったから、最初は正直「鹿島の監督になって大丈夫?」っていう気持ちがあった。でも試合中にベンチが映ると、川崎Fの頃と同じような表情をしていた。これは変わらずに応援しなきゃなと。鹿島イズム、伝統を守るんだという強いものを感じた。

 実は今年、市船OBVS鹿島OBの草サッカーで再会した。達はいまだにめちゃくちゃうまかった。それで謎が解けた。どうして達が名将なのか。ジダン監督やストイコビッチ監督のように、選手に実演して見せることができるからじゃないかなって。点と点が線になった。その後の余談で、市船OB10人くらいで囲んだ焼き肉を達が先に全部払ってくれていた。僕が先輩なのに…。「その代わりアントラーズの応援、よろしくお願いします」って。

 底抜けに優しいんですよ。だから選手は「鬼さんのために」ってなるんだろうなと。最終節は鹿島イズム、そして市船イズムで、監督としての全てを出してほしい。

 ◇ワッキー 本名・脇田寧人(わきた・やすひと)。1972年(昭47)7月5日生まれ、北海道出身の53歳。ボケ担当。市船橋時代に高校総体で全国制覇。FW登録。94年、サッカー部の先輩だったヒデと「ペナルティ」を結成。

 ≪情報漏えい対策徹底 チケットも完売≫この日の鹿島は午前中にクラブハウスで非公開練習を行い、完全シャットアウトで運命の一戦に備えた。情報漏えい対策を徹底する鬼木監督は、シーズン終盤に入ると試合当日に行うメンバー外の練習にもカーテンを引く厳戒ぶりだ。優勝を懸けた横浜Mとの「オリジナル10」対決はチケット完売。4試合連続3得点以上と破竹の勢いがある“ラスボス”を倒し、9年ぶりの歓喜に浸る。

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