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G大阪は喪章をつけてプレー 釜本さんの思いを受け継ぐ

[ 2025年8月11日 06:00 ]

明治安田J1リーグ第25節   G大阪0―3岡山 ( 2025年8月10日    パナソニックスタジアム吹田 )

<G大阪・岡山>試合前に、死去した釜本邦茂さんを悼み黙とうする両チームの選手ら
Photo By 共同

 G大阪はホームで岡山に0―3で敗れた。1993年のJリーグ発足時にG大阪で初代監督を務めた釜本邦茂さんが10日に肺炎のため81歳で死去。試合前に黙とうを行い、チーム、サポーターらが別れを惜しんだ。選手は喪章をつけてプレーした。

 G大阪は初代監督を務めた釜本さんを追悼し、黒い喪章をつけてプレー。試合前にはセンターサークルに沿って岡山の選手と黙とうをささげたが、勝利を届けられなかった。

 前半10分に先制を許し「焦りが出た」とポヤトス監督。同36分、後半44分にも追加点を許した。是が非でも勝ちたかった。釜本さんが創設した釜本FCが土台になってG大阪アカデミーが築かれた。FW宇佐美とMF倉田はその“申し子”と言える。得点にこだわった釜本さんの思いをピッチで見せることができず、無得点の悔しい敗戦になった。

 G大阪の水谷社長は「釜本さんに近づける選手を育成組織から育てるのが仕事」と使命感を口にした。元日本代表MFの遠藤コーチは「ジーコの代表の時に初めてお会いして、アドバイスもいただいた。アドバイスは代表の時の心構え。ポジションは違いますけど得点を狙いにいくってところ」と振り返った。自前で強力FWを育て、得点を重ねる――。釜本さんの思いをクラブとして受け継いでいく。 (千田 篤史)

 ≪元G大阪の松波氏「思い出は尽きない」≫
 ○…J開幕の93年、釜本さん率いるG大阪でプロデビューした現J2長崎アカデミーダイレクターの松波正信氏(50)は「僕が今あるのは、釜本さんのおかげ」と感謝を口にした。帝京高時代に活躍し、多くのオファーを受ける中でのG大阪入りを「ストライカーとして一番いろんなことを学べると思った。ポストプレー、シュートの打ち方を細かく教えてもらった」と振り返った。「一緒にゴルフしたり、家でごちそうになったり、思い出は尽きません」と故人をしのんだ。

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