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新潟 ルヴァン杯3回戦進出 ルーキーのFW笠井佳祐がプロ初得点も「修正して改善したい」

[ 2025年4月10日 05:00 ]

先制ゴールを決め、駆け出す新潟・笠井(中央)
Photo By スポニチ

 J1新潟は9日、ルヴァン杯2回戦でJ3松本を2―0で下して3回戦進出を決めた。前半19分に大卒ルーキーのFW笠井佳祐(22)の記念すべきプロ初得点で先制すると、後半18分にはMF奥村仁(24)が高速ドリブルから貴重な追加点を決めた。守備もリーグ戦だった6日の神戸戦に続いて無失点。次戦は13日、ホームで横浜FCと対戦する。

 出番に飢えていた22歳の若武者が、見事に期待に応えた。今季公式戦初先発のルーキー笠井のプロ初得点が決勝点に。ただ、うれしさよりも貪欲さが勝り「まだ決められるシーンもあって後半の守備は改善点も多かった。ゴールより修正して改善したい」と早くも切り替え、リーグ戦での活躍を見据えていた。

 序盤からMF落合とともに惜しみない運動量でプレスを続け、試合を優位に運ぶ流れをつくる。そして歓喜の瞬間は前半19分。右サイドのDF早川、落合とつないだボールに「背後を狙っていたらたまたま来た」と反応。右足を振り抜いて冷静に決めた。後半18分にはMF奥村のカットインを見て「そのまま(自分の)後ろを行ったらいいと思ったのでブロックした」と相手DFを体を張って押さえ、奥村の貴重な追加点を“アシスト”した。

 今季、桐蔭横浜大から加入。昨季は特別指定でルヴァン杯秋田戦に出場し、全日本大学選手権では決勝ラウンドで5得点して得点王に輝いた。しかしキャンプでは技術が高い選手たちに囲まれ「この中で一番下手」と自信をなくしていた。

 開幕後は出番がなく「(サッカー人生で)こんなに長く試合に出られなかったことはなかった」と言う。ただ、「いつか活躍するために」と腐ることなく、内に闘志を秘めていた。何が足りないのか自分と向き合い、MF大竹らと一番最後まで居残ってシュート練習などを実施。「元々、自信ある方ではないが、出られない時にポジティブシンキングになった」と振り返る。精神的にも成長して3月のルヴァン杯八戸戦から徐々に出番をつかむと、リーグ戦での出番も増やし、この日に目に見える結果を得た。

 今季最長の75分間プレーして決定力、プレスのかけ方に課題を見つけられたのも収穫。「修正しないとリーグにどんどん出て活躍できない。次はJリーグでゴールを取りたい」。リーグ戦前節神戸戦に続き“2連勝”を挙げたチームとともに上昇気流に乗る。

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