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W杯直近5大会で4度目の延長戦へ エムバペの“奇跡の1分”で残り10分0―2からフランス追いつく

[ 2022年12月19日 02:07 ]

FIFA W杯カタール大会決勝   フランスーアルゼンチン ( 2022年12月18日    ルサイル競技場 )

<アルゼンチン・フランス>後半、同点ゴールを決めたフランス代表FWエムバペ(中央)と肩を落とすアルゼンチン代表FWメッシ(左)(AP)
Photo By AP

 サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会決勝が18日に行われ、フランス代表の“怪物”キリアン・エムバペ(23=フランス)が2分で2ゴールを叩き込んだ。

 後半35分、前半に先制ゴールを決めていたメッシと同じくPKを決め大会6点目。そのわずか1分後に再びゴールネットを揺らし、絶体絶命な状況から試合を振り出しに戻した。

 フランスの猛攻が続いたが、結局2―2の同点のまま後半終了。06
年ドイツ大会、10年南ア大会、14年ブラジル大会以来となる直近5大会で4度目となる延長戦に突入した。

 エムバペは今大会6、7得点目。前回18年ロシア大会での4得点と合わせ、W杯通算得点を大台に乗せて一気に11とした。フランス代表で通算11得点は、1958年スウェーデン大会d1大会最多記録となる13得点をマークしたジュスト・フォンテーヌ以来2人目。23歳で通算2桁得点はドイツのゲルト・ミュラーらの24歳を抜き、史上最年少の大台到達となった。大会得点王なら、これも同国ではフォンテーヌ以来2人目。
◆直近5大会の決勝
2006年ドイツ大会 イタリア 1―1(5 PK 3)フランス
2010年南アフリカ大会 スペイン 1延長0 オランダ
2014年ブラジル大会 ドイツ 1延長0 アルゼンチン
2018年ロシア大会 フランス 4―2 クロアチア
2022年カタール大会 アルゼンチン 延長 フランス

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