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メッシがゴール!決勝T4戦連発で得点ランク単独トップに躍り出る大会6点目 PK決めアルゼンチン先制

[ 2022年12月19日 00:22 ]

FIFA W杯カタール大会決勝   アルゼンチンーフランス ( 2022年12月18日    ルサイル競技場 )

先制のPKを決めたメッシ(AP)
Photo By AP

 サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会決勝が18日に行われ、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35=パリSG)が大一番で先制ゴールを叩き込んだ。

 前半23分、ディマリアが敵陣左サイドのエリア内で倒され得たPKを冷静にゴール右隅に決め、決勝トーナメント4戦連発となる先制ゴール。得点ランク単独トップの今大会6点目を挙げた。

 35歳となり迎えた「最後のW杯」として臨んだ5度目の大舞台は、1次リーグ初戦サウジアラビア戦でまさかの黒星発進。いきなり“崖っぷち”に追い込まれたがメキシコ、ポーランド相手に2連勝を飾り同組を首位通過。メッシもチームも試合を重ねるごとに状態を上げ、オーストラリアとの決勝トーナメント1回戦では見事な股抜きシュートを決め、W杯通算得点でマラドーナ超えを達成。過去4大会16強以上ではゴール決められなかった“ジンクス”も破って見せた。

 続く準々決勝オランダ戦ではPKを決め、節目の通算10点目。今度はバティストゥータが持つアルゼンチン代表の歴代最多記録に並んだ。また、この試合ではイエローカード乱発など“大荒れ”の展開となり、試合後「何見てんだよ、バカ野郎」と相手選手に対し珍しく声を荒げた。ここでの発言が世界で波紋を呼んだが、メッシがこの大会に懸ける“情熱”が感じられる印象的な場面だった。

 準決勝クロアチア戦はPKからゴールを決め、通算11得点でアルゼンチン代表として最多得点新記録も樹立。後半24分には相手DFを翻ろうする圧巻のドリブル突破から追加点をアシストするなど3試合連続のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に輝き、今大会通算5得点3アシストとして、得点だけでなくアシストランクでも首位タイに浮上した。

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