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権田修一 GK目線でメッシ先制PKを分析「いろんな選択肢を持っている…キーパーとしては非常に難しい」

[ 2022年12月19日 01:16 ]

権田修一
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 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会でチームのベスト16進出に貢献した日本代表GK権田修一(33=清水)が18日、決勝のアルゼンチン―フランスを中継するNHKにゲストとして出演した。

 試合は前半23分、ディマリアが敵陣左サイドのエリア内で倒されて得たPKをメッシが冷静にゴール右隅に決め、アルゼンチンが先制。メッシは決勝トーナメント4戦連発で、得点ランク単独トップの今大会6点目を挙げた。同36分にはマックアリスターのラストパスに反応したディマリアが冷静にGKの動きを見ながらゴール右端に決めて追加点。前半2-0とリードして折り返した。

 NHKのスタジオにゲストとして登場した権田は「ゴールキーパーがセーブした場面はほとんどなくて、堅い中でワンチャンスツーチャンスをしっかりアルゼンチンが仕留めた」と試合を分析。そしてメッシのPKについて「今大会いろんな形でPKを蹴っていて、クロアチア戦のようにいいコースに蹴ることもあれば、このPKやオランダ戦もそうなんですけど、GKの動きを見て逆を取るといういろんなことをするので、(フランスGKの)ロリス選手もどっちかが分からない。いいコースに蹴られるんだったら多少早く動かなければいけないし、でも早く動こうとするとこうやって逆を取られてしまう」と説明。続けて「本当にメッシ選手は右左だけじゃなくて、どういう形で蹴るかっていうところまでいろんな選択肢を持っている。キーパーとしては非常に難しいだろうなと思います」とGK目線でメッシのPKを阻止することの難しさを語った。

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