日本代表・吉田麻也がAマッチ通算122試合出場　34歳“新アジアの壁”井原に並ぶ歴代3位

サッカー国際親善試合   日本1―2カナダ （ 2022年11月17日    ドバイ ）

＜日本・カナダ＞後半に出場した吉田（撮影・小海途　良幹）
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　サッカー日本代表のDF吉田麻也（34）が後半40分からFW南野に替わってピッチに入った。この瞬間、国際Aマッチ通算122試合出場を記録。98年フランスW杯の日本代表主将を務めた井原正巳氏（55）と並ぶ、歴代3位に名を連ねた。試合は前半8分MF柴崎岳（30＝レガネス）からのスルーパスにMF相馬勇紀（25＝名古屋）が反応して先制。しかし同21分にセットプレーから失点、終了間際にはPKを与えてしまい勝ち越しを許し、2ー1でカナダに敗れた。

　カタールの地で、偉大な先達を上回った。限られた時間ではあったが、きっちりと役割を果たし、残り数分を耐え切った。「自分が代表にいる価値はパフォーマンスでしか証明できない」と常々口にする背番号22。所属クラブは大量失点も多く、代表では冨安、板倉らが台頭し、34歳のベテランは意地の見せどころでもある。だから、麻也にとってはただの調整試合ではない。決意たっぷりの表情で臨んだ一戦だった。

　「代表モードにしっかりシフトチェンジしなきゃいけない。この4年間はW杯に懸けてきたので」

　初戦のドイツ戦へ、いよいよカウントダウンが始まった。史上初のベスト8進出へ、新“アジアの壁”がチームをより強固にまとめる気概でいる。

＜日本のW杯グループリーグ日程＞
初戦　VSドイツ（日本時間23日22時）
第2戦　VSコスタリカ（日本時間27日19時）
第3戦　VSスペイン（日本時間12月2日4時）