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ドイツ代表の主力もぶっつけ本番へ ミュラー&リュディガーが直前の親善試合欠場

[ 2022年11月17日 04:25 ]

ドイツ代表のリュディガー(右)(AP)
Photo By AP

 コンディション不良を抱えているドイツ代表のFWトーマス・ミュラー(33=Bミュンヘン)とDFアントニオ・リュディガー(29=Rマドリード)が、23日に行われる日本との1次リーグ第1戦をぶっつけ本番で迎えることになった。フリック監督が16日の親善試合オマーン戦に向けた前日会見で両選手は19日からチーム練習に合流すると発言。攻守の軸が不安を抱えたまま日本戦を迎えることになった。

 いずれも臀部(でんぶ)に問題を抱え、所属クラブでミュラーは公式戦5試合、リュディガーは同3試合で出場機会がないままW杯の中断期間を迎えた。回復が遅れてオマーン戦で期待されていた実戦復帰が見送りになった中、指揮官はミュラーに関し「長い休みを取っているが、最近はクラブでいい練習ができていた。このまま継続できれば」と不安を打ち消したが、地元メディア「シュポルト1」は「理想的な準備ではない」と指摘する。

 ミュラーの控えには絶好調のムシアラがいるが、まだ19歳と若い。エースFWウェルナーの負傷欠場を受けて初招集された17歳のムココと2部でのプレーが多かったフュルクルクを加えて攻撃陣の再構築が模索される中、今大会が4回目のW杯となるベテランが連係不足で不安を抱える状況は、ドイツにとって強い向かい風となる可能性がありそうだ。

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2022年11月17日のニュース