板倉「間違いなく状態は上がってくる」　17日カナダ戦出場に意欲

アップをする板倉（撮影・小海途　良幹）
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　ボルシアMGで実戦復帰したばかりの日本代表DF板倉滉（25）も全体練習に合流。出場する見通しのカナダ戦に向け「監督次第だと思うが、僕自身は万全な状態でという思いはある。カナダ戦をやれば間違いなく状態は上がってくる」と出場に意欲を示した。

　W杯メンバー発表前の9月に右膝内側側副じん帯を部分断裂した。板倉自身、復帰は厳しいという思いを持っていたが「ギリギリ間に合うかもという話を受けて僕の目標も決まった。いいリハビリ生活を送れたと思う」と振り返った。ドイツ・デュッセルドルフにある日本協会の施設などを使い、リハビリに専念し、10月上旬にはランニングを再開。2日間のチーム練習を経て、11日のドルトムント戦で後半43分から出場した。

　センターバック、中盤もできる板倉の復帰は、1次リーグに向けて森保監督の選択肢を増やすことになる。

　「（復帰戦は）残り5分だったが、個人としてはもっと上げていける。ここからカナダ戦も練習もある。フィットした状態でドイツ戦はいけると思う」とW杯初戦に向けた手応えを口にした。