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麻也 17日のカナダ戦で井原に並ぶ122戦出場へ 新“アジアの壁”となる!

[ 2022年11月16日 04:30 ]

アップをする吉田(撮影・小海途 良幹)
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 サッカー日本代表主将のDF吉田麻也(34=シャルケ)がセンターバックとして、新たな扉を開こうとしている。17日のカナダ戦でプレーすれば、歴代3位タイの国際Aマッチ通算122試合出場。“アジアの壁”と称され、日本がW杯に初出場した98年フランス大会でキャプテンマークを巻いた井原正巳に肩を並べる。

 「代表モードにしっかりシフトチェンジしなきゃいけない」。3回目のW杯へ、さまざまなことを想定して心身を整える。直前までリーグ戦を戦って本番を迎えるのは初体験だが、事前に分かっていたこと。18年に味わった“ロストフの悲劇”から「この4年間はW杯に懸けてきたと言っても過言じゃない」と全てを費やしてきた。

 チーム力の底上げには健全な競争は必須。自身の立場が危うくなろうと、板倉らライバルたちの復帰も大歓迎だ。「(板倉)滉や伊藤や冨安もそうだけど、正しい競争があることがチームにとって一番いいこと」。まずは定位置を狙うチーム内の若手をはね返し、“世界の壁”として強豪国の前に立ちふさがる。

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2022年11月16日のニュース