ボルシアMG・板倉滉が戦列復帰！「元気な姿でW杯に行けることがうれしい」

ドイツ1部   ボルシアMG4―2ドルトムント （ 2022年11月11日 ）

ドルトムント戦の後半、競り合うボルシアMGの板倉
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　右膝を痛めて離脱していたボルシアMGの日本代表DF板倉滉（25）がW杯前最後のリーグ戦となる11日のドルトムント戦で戦列復帰を果たした。後半43分からボランチで出場。アディショナルタイムも含めて約7分という限られた時間ながら公式戦のピッチに立ち、23日に控えるドイツとのW杯初戦に手応えを得た。

　9月12日の練習で右膝内側側副じん帯を部分断裂し、9月4日のマインツ戦以来、68日ぶりの復帰。ライナー性の相手サイドチェンジを頭ではじき、激しい当たりでファウルを受ける場面もあった。ファンの歓声を全身で受け止めた板倉は「良かった。元気な姿でW杯に行けることがうれしい」と息をついた。

　負傷後の2、3週間は膝が曲がらなかったといい「W杯があったからこそリハビリも集中できた」と間に合わせた。17日の親善試合カナダ戦で出場時間を延ばし、問題がなければW杯へのめどが立つ。守備陣にケガ人が多い日本代表にとっては、センターバックとボランチのできる板倉の復帰は大きい。「戦いに行くぞという思いが強い。日本を背負ってしっかり戦いたい」と意気込んだ。