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“崖っぷち”に強い京都FW豊川 過去には手倉森ジャパンでも…

[ 2022年11月13日 17:39 ]

J1参入プレーオフ決定戦   京都1─1熊本 ( 2022年11月13日    サンガスタジアム )

<京都・熊本>前半、競り合う京都・豊川(左)と熊本・イヨハ(撮影・後藤 大輝)
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 京都は熊本と1―1の引き分けに終わったが、ドローの場合は上位クラブの勝ち上がりという大会規定によりJ1残留が確定した。先制点を奪ったFW豊川雄太は“崖っぷち”で強いストライカー。過去には何度も窮地のチームを救い、自分自身を奮い立たせた。

 ☆2016年1月23日 リオ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジア選手権準々決勝イラン戦。延長前半6分にヘッドで先制点を挙げて勝利に導いた。それまでベスト8の壁を破れなかった手倉森ジャパンの歴史を塗り替えた。

 ☆2016年7月3日 J2岡山所属時のJ2リーグ清水戦。後半途中から出場し、DFラインを突破して同点弾。1日のリオ五輪メンバーに落選したばかりだったが、ストライカーとしての意地を見せた。

 ☆2018年3月11日 ベルギー1部オイペン所属時のリーグ最終節ムスクロン戦。大量得点での勝利でなければ2部降格が決定していた中、後半途中出場で3得点1アシストを記録。ミラクル逆転残留の立役者になった。

 ☆2022年11月13日 J2熊本とのJ1参入プレーオフ決定戦。前半39分に鮮やかなループ弾を決めて、J1残留に貢献。試合後はサッカー人生で「初めて泣いた」という。「なんでか知らんけど。自然。それだけ重圧を感じていたのかも」

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2022年11月13日のニュース