MF田中碧「全然問題ない。ずっとチームでも走っていた」　別メニュー調整も調子の良さ強調

ランニングをする田中（撮影・小海途　良幹）
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　日本代表MF田中碧（24＝デュッセルドルフ）がケガからの復帰に意欲をのぞかせた。W杯カタール大会に向けて13日に現地入りし、この日は軽めのランニングなど別メニューで調整。それでも「調子はいい。全然問題ないです。ずっとチームでも走っていた。連戦だったのでチームと話して無理しなかった」と強調した。

　田中は10月29日のキール戦で右膝を負傷。同31日に行った精密検査の結果、じん帯損傷であることが判明した。全治は不明だったが、自身のSNSで「すぐに練習に戻れる」と報告していた。

　また、自信初のW杯に「自分が初めての感情に出会った感覚がある」とし、「この気持ちが正しいかはチームの結果と個人のパフォーマンスによるもの。これが正解か分からない。終わってから整理できれば」と話した。

　22日に行われる1次リーグ初戦ではドイツと激突する。「（相手の強度は）想像はできない。想像できたら勝てる。W杯という特殊な環境も掛け合わされる。そこは、やらなきゃ分からない。僕らがそう思ってる部分もあれば、相手もそう思ってる部分もある。そこのせめぎ合い。相手に対して順応する時間の中でいかにアジャストして、本来のプレーをできるか」と言葉に力を込めた。