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スペイン4年目で初の開幕スタメン勝ち取った久保が決勝弾 W杯へロケットスタート

[ 2022年8月15日 02:30 ]

スペイン1部   Rソシエダード1―0カディス ( 2022年8月14日 )

久保建英(ロイター)

 サッカーのスペイン1部レアル・ソシエダードに加入した日本代表MF久保建英(21)が14日、敵地で行われたカディスとの開幕戦で今季初ゴールとなる先制点を決め、1―0の白星発進に大きく貢献した。

 スペイン4季目で初めて開幕戦に先発した久保はスウェーデン代表のイサクと組んで2トップの左に入った。前半24分に右後方からの浮き球を左足でトラップし、バウンドしたボールを利き足ではない右足でボレー。飛び出してきたGKの右脇を打ち抜いてネットを揺らした。

 19年夏にFC東京からレアル・マドリード入りした久保は過去3季連続で期限付き移籍を繰り返してきたが、今季はRソシエダードに完全移籍。入団会見で「落ち着いて自分のプレーができると思う。腰を据えていく。新しくチームが変わるので結果だけにこだわって、この1年はやっていきたい」と語っていた。W杯カタール大会(11月20日開幕)を控える中で「W杯前に波に乗って早いうちから2点、3点と取れるシーズンにしたい」と開幕ダッシュを誓っていた中で有言実行。後半21分にも右クロスで決定機を築いた。同33分に退くまでピッチに確かな足跡を残し、地元紙ムンド・デポルティボも「久保がゴールでデビュー」と速報した。

 W杯1次リーグ第3戦(12月1日)で対戦するスペインの地で、久保が開幕戦から大きなインパクトを残した。

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2022年8月15日のニュース