×

ブライトン三笘 プレミアデビュー!途中出場で決定機演出 地元紙もチーム最高評価

[ 2022年8月15日 04:30 ]

プレミアリーグ   ブライトン0―0ニューカッスル ( 2022年8月13日 )

ニューカッスル戦の後半、途中出場したブライトンの三笘
Photo By 共同

 イングランド・プレミアリーグのブライトンに所属するMF三笘薫(25)が13日、ニューカッスル戦で上々のリーグ戦デビューを飾った。途中出場で決定機を演出。0―0と引き分けた中で強烈なインパクトを残した。

 満員の場内がどよめいた。後半40分、左サイドからペナルティーエリアに進入した三笘がイングランド代表DFトリッピアーとマッチアップ。鋭いステップで右へ行くと見せかけ、左側を抜けてゴールライン際をえぐり、右アウトサイドで折り返し。MFグロスのシュートが外れて“決勝アシスト”こそ逃したが、デビュー戦で圧倒的な存在感を示した。

 「一つチャンスはつくれた。そこをどんどんどんどん出していくっていうのが求められるかな」。後半30分から左ウイングバックとして出場した。労働許可の問題で昨季はベルギー1部サンジロワーズに期限付き移籍する回り道を強いられたが、ようやくプレミアの舞台に立った。

 「一つは夢がかなった。そこはうれしい」と振り返った初出場で躍動した。36分にボールを宙に浮かせて1人をかわし、1分後にも2人の間を通す浮き球で好機を演出。決定機の場面と合わせ、地元紙サセックス・エクスプレスはチーム最高に並ぶ8点の評価で「守備陣には厄介な存在。サポーターをすぐに座席から立ち上がらせた」と伝えた。ポッター監督も「DFには悪夢だろう。私なら対戦したくない」と称えた。

 「もう少し出たかったというのが本音。こういうのを続け、もっと信頼を得られるようにしないと。できるところを少しは見せられたので、これからどれだけ結果を出せるか」

 視線の先には活躍を誓うW杯カタール大会が待つ。日常的にハイレベルな相手との対戦が待つサッカーの母国で、三笘が準備を整える。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月15日のニュース