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G大阪 残留争いのライバル清水に完敗…6戦勝ちなしで降格圏17位 片野坂監督「背水の陣で」

[ 2022年8月15日 06:00 ]

明治安田生命J1第25節   G大阪0―2清水 ( 2022年8月14日    パナスタ )

選手へ声をかけるG大阪の片野坂監督
Photo By スポニチ

 4試合が行われ、G大阪はホームで清水に0―2の完敗を喫した。6試合で勝ち星がなく、J2降格圏の17位低迷と厳しい状況が続く。

 残留を争うライバルとの大一番で、G大阪は完敗を喫した。後半28分、相手にプレスをはがされて失点。試合終了間際にも追加点を許した。勝てば残留圏の14位に浮上する可能性もあった中、6戦勝ちなし(2分け4敗)でJ2降格圏の17位と低迷が続く。片野坂監督は試合後、「悔しい結果になって、申し訳なかった。広島戦へ向けて切り替えて、勝つゲームがしたい」と必死に前を向いた。

 前半に関しては内容は悪くなかった。DF三浦が相手エースのFWチアゴ・サンタナを完璧に封じる気迫の守備で流れをもたらした。攻撃陣もFW食野とMF石毛を中心にボールを握った。だが肝心のゴール前のチャンスで精度を欠いた。

 今夏、FW鈴木やMFファン・アラーノら攻撃陣を補強したが、直近6試合は複数得点がない。得点力不足は深刻だが、関係者によるとクラブの片野坂監督への信頼は現状変わっていないという。ただ、残り10試合。どこかで決断しなければいけないタイミングが出てくることも否定できない。指揮官は「残り試合は背水の陣で戦うしかない」と悲壮な覚悟を口にした。次節は広島が相手。10年ぶりのJ2降格を回避するためにも、勝ち点3だけが求められる。

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2022年8月15日のニュース