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神戸、大迫弾で初連勝「得点を取ることができてうれしい」最下位脱出

[ 2022年7月7日 06:00 ]

明治安田生命J1第20節   神戸2―1清水 ( 2022年7月6日    ノエスタ )

<神戸・清水>サポーターに挨拶する神戸・大迫(中央) (撮影・後藤 大輝)
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 各地で8試合が行われた。17位と18位による“裏天王山”で神戸は清水を2―1で破り、清水と同勝ち点ながら得失点差で7試合ぶりに最下位を脱した。途中出場のFW大迫勇也(32)が後半アディショナルタイムに値千金の決勝弾。今季初の連勝を呼んだ。C大阪は敵地で鹿島と3―3で引き分け。首位の横浜はホームで広島を3―0で下し、6連勝を飾った。

 悩める神戸を5月以来の最下位脱出へ導いたのは、手負いのエースだった。1―1の後半アディショナルタイム、大迫はエリア内で相手DFのクリアミスを見逃さず、反転しながら左足ボレー。「シュートを打つことしか考えていなかった。チームに迷惑をかけているので、大事な試合で得点を取ることができてうれしい」。5月14日の鳥栖戦以来、今季リーグ戦2得点目。劇的なV弾で今季初の連勝を呼び込んだ。

 「ずっと痛めているので…なかなか治らないですね」。リーグ戦7試合ぶりのスタメン復帰となった6月26日の浦和戦で右大腿部を気にするしぐさを見せて交代。5月中旬にも足の負傷で3試合連続欠場した。慢性的な足の負傷で最近2試合は途中出場。この試合も後半21分からだった。それでも「チームが勝てるように、勢いをもたらせるように、自分にできることをやろうと心掛けている。ロングボールで僕が競り勝てばチャンスになる回数は増える」。歯がゆい思いを押し殺し、最高の結果を呼んだ。

 ピッチに立ってからは最前線で相手DFに競り勝ち、起点になった。味方のスペースをつくる動きもいとわなかった。献身的な姿勢に、吉田監督も「得点も取ったけど、前節鳥栖戦も見えないところで貢献してくれた。頼もしい」と称賛した。

 次戦は磐田が相手。勝てば順位が入れ替わり、16位に浮上する。当面は“ジョーカー起用”が続く可能性が高いが、大迫は「3連勝してこそ、この2連勝の価値がある」と強調した。2大会連続W杯出場のエースストライカーの状態が上がってくれば、残留圏はおのずと見えてくる。そして、それは同時に自身が目指す11月のW杯カタール大会へとつながっていく。(飯間 健)

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