×

シエラレオネ2部で過去最大級の八百長騒動 前半2―0から後半に93点を追加、91―1の試合も

[ 2022年7月7日 19:09 ]

 サッカーのシエラレオネ2部リーグで記録的な大差の試合が続き、同国協会が「非現実的な結果」として選手や関係者の調査を開始したと英BBCなどが6日までに報じた。

 試合は5日の最終節に行われ、カフンラがルンベブを95―0、ガルフがコキマを91―1で破った。同時刻開催の試合は前半こそ、それぞれ2―0、7―1だったが、同勝ち点のカフンラとガルフが得失点差で昇格を争う状況。後半に対戦相手を巻き込んだ不正が“加速”したとみられ、後半45分だけでカフンラは93点、ガルフは84点を加えた。アディショナルタイムがなければ、カフンラは約29秒ごとに得点した計算だ。

 不自然な結果は無効とされ、協会のブリマ会長は「こんな恥ずべき事件が罰を免れるなんて我慢できない」と語っているという。3選手が退場になったとはいえ、95失点したルンベブのジャロー監督代行は「他のチームは知らないが、私はいかなる八百長も承知していない」と主張。91失点したコキマのツンカラ会長は、選手や関係者から観客を楽しませる親善試合だったと説明されたと話しているという。

 シエラレオネは西アフリカで1961年に英国から独立した共和国。A代表のFIFAランキングは113位で今年のアフリカ選手権では3回目の出場を果たしたが、1次リーグ3位で敗退している。

 サッカーの大量得点試合は、02年にマダガスカルで敗戦チームが主審の判定に抗議してオウンゴールを繰り返し、0―149で敗れた例がある。13年にはナイジェリアで昇格を争った2チームがそれぞれ79―0、67―0で勝利を収め、八百長で10年間の追放処分を受けた。また、今年5月には南アフリカの4部リーグ相当の最終節でやはり得失点差を争っていた2チームが対戦相手を巻き込んで八百長を画策。59―1、33―1のスコアで終えた両試合に関与した4チームは永久追放となった。59得点したチームはそのうち41点が相手のオウンゴールだったという。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「イビチャ・オシム」特集記事

2022年7月7日のニュース